ブルーライトカットを使おう!PC・スマホ・ゲームの疲れ目・頭痛に。誰でも出来る3つの方法まとめ
2016/12/16
皆さん、目疲れてませんか?頭痛してませんか?
その症状、改善したくないですか?
もしかしたらブルーライトをカットすることによって簡単に治せるかもしれませんよ。
文明の発展に伴って、今や日常でスマホやパソコンは欠かせないものになっています。
仕事や趣味など生活の中で電子画面を注視してる人も多いのではないでしょうか?
僕もパソコンで勉強することが多いのでついつい長時間画面を見続けちゃうんですよね。
これが結構目に来る…
この疲れ目、意外と知らない人が多いんですが、
実はパソコンやスマホの画面からはブルーライトという光が出ていて、
これが原因になっているんです。
今回はそんなブルーライトを軽減して疲れ目を改善してくれる方法を紹介したいと思います。
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目次
そもそもブルーライトとは何なのか?
詳しく載っているサイトから引用させてもらいますと、
ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。
一般に私たちが「光」と呼んでいるものは、電磁波のうち、ヒトの目で見ることのできる可視光線のことです。可視光線の波長は、およそ400~800nm(ナノメートル)で、ブルーライトは380~500nm。400nmより短くなると紫外線、700nmより波長が長くなると赤外線と呼ばれます。
私たちの目の角膜や水晶体は、およそ350nm~800nmの波長を透過させますが、それより外側の電磁波(光)は透過できません。つまり、網膜に到達する光の中で、紫外線にもっとも近い強いエネルギーを持つ光が、ブルーライトというわけです。
デジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、眼や身体に大きな負担をかけると言われており、厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。
約20年前と比較し、省エネ化でLEDが普及したことにより日常生活におけるブルーライトの暴露量が増えています。ブルーライトの放出量は各デバイスによっても異なり、パソコンのみならず、現代人の必須アイテムとなりつつあるスマートフォンから発せられるブルーライトにも注意が必要です。
「読んでもわかんない」という人のために説明すると、
読んで字のごとく、ブルーライトとは「青い光」のこと。
そしてこの「青い光」が網膜に到達すると目に大きな負担がかかって疲れやすくなる、ということなんです。
だからパソコンやスマホの画面を注視するとブルーライトをいっぱい浴びて、ものすごい負担が目にかかるんです。
わかりますよ…2時間とか画面見てるとすごい目がしょぼしょぼするんですよね…。そりゃ目もまぶた下ろして休みたいわけだ。
では、実際の目への影響はどうなんでしょう?
同じサイトにちょっと難しいですがこんなことが書いてあります。
ヒトの目の網膜には、光の色を感知する「錐体」と、暗い所でも明暗を感知する「桿体」という2つの視細胞が存在します。近年、この2種類の他にも「第3の視細胞」が発見され、サーカディアンリズムをコントロールする役割を果たしていることがわかってきました。
この「第3の光受容体」は、460nmという強いエネルギーを持つ光のみに反応します。つまり、ブルーライトこそ、体内リズムを整え、健康を維持する上で重要な役割を果たしている光だったのです。
簡単に言うとブルーライトが体内リズムをコントロールする上で超重要ってこと。
このリズムが崩れると生活習慣病などにかかるみたいですね。
癌とか…死にたくねぇ…。
ブルーライトをカットする方法
ここから本題のブルーライトをカットする方法を紹介していきます。
1.ブルーライトカットアプリで軽減する
最近ではアプリで簡単に、しかも無料で出来ちゃうんですよ。
アプリ自体の仕組みは単純で、
こんな風になっている画面の青色だけを弱めるんです。
そうすると自然と赤色と緑色だけが協調されて、
色の三原色の加法混合に従って、画面全体が黄色味がかるようになってるんです。
ただ、ここで注意してほしいのが「100%ブルーライトをカットすることが出来ない」ということ。
文字色や背景色などネットの表示をする上で絶対的に青色は必要不可欠ですからね。
あくまで「青色を弱める」だけなんです。
「でもどのアプリを選べば良いかわからないよ~」という方のために例を挙げておくと、
Androidの方は、
をおススメします。
日本語対応でカット量を%で表してくれるから分かりやすいです。
唯一の問題点は月一くらいで「ブルーライト軽減フィルター~ブルーライトはアプリで対策!」って文字が画面下部に表示されるってことくらいですかね。まあそれも設定の下の方にあるチェックボックスをタップすれば解決するんで大したことじゃないですが。
iOSの方は、
このあたりのアプリが良いのではないかと思います。作者が日本人なので使いやすいと思いますよ。
他の有名どころで言えば「Twilight」なんかが有名ですが、日本語対応していないのであまりおすすめしません。個人的に黄色味が強すぎてあんまり好きじゃないんだよなぁ…
「アプリで対策できるわけ無いだろ!」と思うかもしれませんが、そんなことないですよ。
多少画面が見ずらくなりますが、かなり違います。割と効果絶大だったりします。
両方とも無料でダウンロード出来るので是非使ってみてください。
2.ブルーライトカットメガネを使う
自分のスマホとかパソコンならアプリでもいいんですが、会社や大学みたいなところに備え付けてあるパソコンにはなかなかそういうアプリを入れづらいですよね?
にも関わらず、仕事や勉強でどうしても長時間使わなくちゃいけなかったりする。
そんな人にはブルーライトカットメガネがおすすめです。
今は「JINS」や「Zoff」が取扱い店としては有名かな?
こっちの仕組みは、
引用:Zoff PC
レンズの部分で青い光を反射・吸収してカットするというものですね。
メーカー側がレンズの仕組みを詳しく載せてないんですが、大学で光学を学んでいる僕が予想するに、反射は屈折率の調整(屈折率の説明は難しいので省きますが、レンズの材質で決まる特殊な数値だと思ってください)して青い光とそれよりもっと小さい波長の光だけを反射させて目に青い光が届かないようにしているってことで、吸収というのはレンズに偏光板のようなもの(偏光板も難しいので説明は省きますが、レンズに溝をつけたようなものだと思ってください)をつけて光を遮断しているということなのではないかと思います。
屈折率や偏光板の技術はカメラのレンズで色を鮮やかにしたり、逆に水面の反射光などを消したりするのにも使われている技術で光学という学問で研究・開発されています。
ブルーライトカットメガネの話をしてると「効果について不安だ」という声が聞かれますが、実際に効果ありますよ。
医師が「効果があるのかどうかわからない」と言ったりしているのはメーカーが仕組みを詳しく説明していなかったり、医学的論文を書こうにしても医学とは関係ない光学を学ばなければいけないのでなかなか難しいという理由があります。(実証しようにも個人差がありすぎて曖昧になってしまうってこともあるんでしょうが。)
ですが、実際の技術的な面で言えば、確実にブルーライトをカットしています。
度合いのほどはわかりませんが、メーカーが発表している%ぐらいは普通にカットしてると思いますよ。
引用:【ブルーライトカット・PCメガネ】JINS SCREEN | JINS – メガネ
色付き(黄色っぽいやつ)でも色なしでもどちらでもいいですが、メーカーが書いている通り色付きのほうがカット率は高くなります。
レンズ自体が黄色に見えますが実は透明なんですよ。あれ。
ブルーライトを多くカットするとアプリの時と同じように暖色が残りますのでレンズを通した光は黄色っぽい感じになりますからね。
「サングラスでも良いじゃないか!」という声も聞きますが、サングラスして仕事します?w
画面見えないんじゃないでしょうか?w
ただここで一つ注意してほしいのが、これまた「100%カットは出来ない」ということなんです。
先で紹介した技術は全部、直進してくる光に弱いんです。
反射は、よくある水面反射を思い出していただけると分かると思うのですが、水面に直進させた光はそのまま直進しますよね?
それと同じようにブルーライトも直進してくればそのまま透過してしまいます。
また、吸収というもの飛んでくるすべてのブルーライトを吸収することは出来ず、特に目に向かってダイレクトに直進してきた光は吸収しづらいんです。
ですから、スマホやパソコンに向かっているとブルーライトを直に受けてしまいますのでブルーライトカットメガネのカット率が低いんですよね。
行っても60%くらいが限度じゃないかな…
それ以上だとサングラスレベルになりそうですし…
さて、ブルーライトカットメガネの仕組みが分かったところで、これらを売っているところを確認しましょう。
意外と売ってるところ知らなかったりしますよね?
前述したように、有名どころでは「JINS」や「Zoff」があります。
レンズとフレームのセットでどちらも3,900円です。メガネとしてはかなり安い。
さらに度つきのメガネにしても5,000円ですからね。下手なところで買おうとすると10,000円超掛かりますから価格破壊もいいとこですよ。
ちなみに僕はZoffの度つき(5,000円)の
「BASIC METAL (ベーシックメタル) ZY52018_E-1」というものを愛用しています。
それより安くするとなると、Amazonで2,000円の怪しいブルーライトカットメガネが売ってます。
絶対中国製だろw
リンク先で評判見てもらえばわかりますが超酷評ですw(くさいってどゆうことww)(※あとで確認しましたが、高評価のものもあったので是非探してみてください)
まあこんなんでも試してみたいという方は買ってみてください。僕はZoffやJINSをおすすめしますが。
再三言いますが、ブルーライトカットメガネを掛けても100%カットは出来ません。
100%カットはサングラスですw
なのでどうしても「100%カットしたい!」という方はサングラスをどうぞ。
その辺のドンキにでも行けば安いものがありますが、できれば「偏光サングラス」というのを選ぶことをおすすめします。
3.画面フィルムでカットする
ブルーライトカットの画面フィルムも基本的にはメガネと同じ仕組みです。
他と同様、カット率が高くなるにつれてやはり黄色味がかると思いますが、今更それは仕方のないことですね。
ついでに言うと100%カットも出来ないですね。
最近では画面が傷つかないようにする保護フィルムと併用されたりしてますので、フィルムが剥がれてきて「そろそろ替え時」という方は検討してみてはどうでしょうか?
Androidの方は
コチラのリンクから自分のスマホに合ったブルーライトカット保護フィルムやガラスを選んでください。
iOSの方は
iPhone7/7Plusの場合、
iPhone6/6sの場合、
その他の場合、
がおすすめですかね。iPhoneはシリーズが紛らわしいので「7か?6か?それ以外か?」っていうのをよく確認してください。
ドンキにも売ってるのかな…?どうなんだろ。
パソコンのフィルムは画面の大きさにもよるので一概にこれ!とは言えませんが、
そこそこ安くて評判の良いものは結構ありますね。
あとゲーム画面なんかにもブルーライトカットフィルムを貼れます。
子供の目を守るためにもいいんじゃないでしょうか?
探してみると結構低コストでカット率の高いものが多いですね。
画面に貼りつける分、カットしやすいのかな?
家電量販店だとそもそもブルーライトフィルタを置いてるかわからないので、ネットで買うのが主流ですかね。
どれ見ても大体1,000円くらいだからまあ失敗してもそんなに大きなダメージにはなりません。
あ、買う際は画面サイズをよく確認してから買ってくださいね。
ブルーライトカットする方法のまとめ
手段別に利点を書いておきます。
- ブルーライトカットアプリ
- 無料
- 高いカット率
- 手軽に設定できる
- ブルーライトカットメガネ
- 会社や学校の画面にも対応可能
- 黄色味がからないものがある
- 度つきのメガネと併用できる
- ブルーライトカットフィルム
- 安い
- 高いカット率
- ゲーム機なんかにも貼れる
- 種類が豊富
しつこいようですが、どの方法でも100%カットは不可能です。
ですが確実に一定の効果はあります。
今、疲れ目で悩んでいる方、PCスマホのやりすぎで頭痛がしている方、仕事や勉強でどうしても電子画面を見なきゃいけない方、ぜひ今回紹介した3つの方法のどれかを試してみてください。
今よりかなり楽になりますよ。