物欲の無さではたぶん世界一
「あれもこれも欲しい!!!」
僕にはそんな感情が無い。
幼き日
思えば僕がまだ小学生の頃。
両親と一緒にスーパーに行った時のこと。
「なんでも好きなもの買ってあげるよ」
そう言われたけれど、僕の答えはいつも
「いらない」の一言だった。
普通の小学生が親にそんなこと言われたらたぶん親がダメって言うまでカゴいっぱいにお菓子を詰め始めるんだろうけど、物欲が無い僕はそうしなかった。
今も変わらない
21歳大学生になって、自分で稼ぐようになっても物欲の無さは変わらない。
未だに洋服とかにも興味は無いし、欲しい物も必要にならないと絶対買わない。(服に興味ないのはうちの大学が理系でそういうのを気にしなくていいっていうのもあるけどね)
Amazonをのんびり眺めていても「うおおお!欲しい欲しい!ぴょー」とはならないし、両親にも「あなたは本当に欲が無いね」とまで言われる始末。
それくらい、僕は物欲が無い。
お金を使うって難しい
何かを買うってなった時、僕はどうしても色々考えてしまう。
例えば僕がお菓子を大量に買わなかったのは、大量のお菓子があるのを想像して胸焼けがしたから。
服を買わないのは大学に着て行くのにそんなに着飾らなくていいって思ってしまうから。
必要にならないと買わないっていうのは、まあ単純にお金の無駄って感じてしまうから。
いざ、自分の手元にお金が入って「何か買おうかなー?」なんて思ってAmazonを見ながらあーだこーだ考えてるとお金を使うって本当に難しいなーって思うんですよね。
お金=幸せ?
今まで僕はお金を稼いで無かったし、手元に自分で自由に使えるお金なんて一銭も無かった。
けど、今は違う。
毎月かならず振込があって、自由に使えるお金が日に日に増えていく。
気がつくと銀行の預金残高「あらまあ」ってくらい増えてて自分でも驚く。
でも僕には物欲が無い。
稼いでも使わず塩漬けにしてる。
結局昔と何も変わらない。
稼いだからといって必ずしも幸せになると限らない。
僕にって幸せなこと
ただ一つ、僕にとって幸せなことがあった。
先日、部活相談を送ってきた高校生から「ありがとう」と言われたことだ。
⇒合唱部の女子高生から部活相談を受けたので元合唱部の僕が5つアドバイスしてみる【部活を辞める体験談番外編】
これがめちゃくちゃ嬉しかった。
嬉し過ぎて何度メールの文面を読み直したことか。
毎朝大学行くときにその文面を見て温かい気持ちになってるくらいだ。
物なんかより、他人からお礼を言われる方がずっと嬉しい
詭弁に聞こえるかもしれないが、僕はお金で物を買うより「ありがとう」と言われるほうがずっと嬉しい。
他にも記事を読んでもらって「面白い!」とか「なるほどー」って言われるだけでも超嬉しい。
だからこそ、僕には物欲が無いのかもしれない。
他人からお礼を言われる方が嬉しいならそりゃ物欲も生まれないだろうしね。
きっと僕は世界一物欲が無いんだ。