【永久保存版】電子レンジのセンサーのわかりやすい特徴まとめ
2016/11/26
こんにちは!とととです!
みなさん、電子レンジを買うとき何を見ていますか?
見た目、価格、大きさ、開閉方向、特殊な加熱方法、出力ワット数などなど…いろんな情報がありますよね。
今回はその中でも「センサー」に注目します!
電子レンジのセンサーってスペック欄を見ても「センサー」としか書かれていないので、「なんだこれ?」っていう人が多いはず。
この記事ではその種類と特徴をわかりやすく簡単にまとめちゃいます!
目次
そもそも電子レンジの「センサー」って何?
一昔前の電子レンジだと、出力ワット数を決める→温める時間を決める→スタート!って手順が必要だったんです。
しかし、最近の電子レンジは、温めるものを入れる→即スタート!ができるようになりました。
実はこれ、センサーのおかげなんです。
センサーが温めるものの情報を感知して、温まったら自動で切れるんです。すごいでしょ?
この技術のおかげで特殊な加熱方法もできるようになったり電子レンジ革命が起きたわけです。
電子レンジの種類は?
これから種類ごとに特徴を書いていくわけですが、まずはどんな種類があるのかを知ってもらいましょう。
- 赤外線センサー
- 温度センサー(サーミスター等)
- 気体センサー(ガスセンサー等)
- 湿度センサー(水蒸気センサー等)
- 重量センサー
この5つを覚えておけば、電気屋さんに行っても困りません!
今回はわかりやすくするために、ややこしい数値は抜きにして説明していきます。数字が苦手っていう人も安心してください!
赤外線センサー
赤外線センサーは食品加熱時に放出される赤外線を感知します。
食品の表面温度が直接リアルタイムでわかるので、温めながらの微調節ができます。
最近ではこの赤外線センサーが主流になってきていて、高性能機種にはなくてはならないものになっていますね。
ちなみに赤外線はテレビのリモコンでも使われていて、携帯電話のカメラを通して見ることができます。
温度センサー(サーミスターなど)
温度センサーはその名のとおり、温度を感知するセンサーです。
主にオーブン・グリル調理を行う場合に使用されるので、揚げ物なんかを温めたりする場合に重宝します。
ただし、温度センサーには一つ注意点があります。
それは感知する温度は電子レンジ内の温度ということです!
どういうことかというと、温度センサーの電子レンジは温める室内の温度をヒーターで調節して食品を温めているということです。
一般的に電子レンジといえば食品中の水分に波を当てて温めるというイメージですが、実際は普通のヒーターもついています。温度センサーはそのヒーターを制御するためのものなんです。
食べ物の外から熱を加えられるので、オーブン・グリル調理に適しているんですね。
気体センサー(ガスセンサーなど)
気体センサーは食品を加熱するときに発生する蒸気、煙、ニオイ(イースト臭、アルコール臭など)のガス濃度やニオイの種類を検知して、出来上がりの具合、食品の種類を判断します。
そしてこのセンサーが苦手なのはラップで包まれたり、密閉容器中の食品の加熱です。ラップをかけたスープなんかだと加熱のしすぎで沸騰して大参事になるので注意です!
主に通常のレンジ調理に使われますが、最近はスペック表にハッキリ書かれてないですね。
ガスレンジみたいにガスを使う方式のものを買おうとしている方はこれがあるかしっかり確認したほうがいいです。自分で問い合わせるなり、お店に行って聞くなりするのをおススメします。
湿度センサー(水蒸気センサーなど)
湿度センサーは食品加熱時に発生する蒸気量を検知します。どれくらい水分が飛んでいったかで出来上がり具合を判断しています。
主に通常のレンジ調理で使われていますが、温度センサーと併用されていることが多いです。
それもそのはず、実は湿度センサーって2つの温度センサーから出来ているんです。
熱の伝わり方が同じ温度でも湿度によってことなることを利用して、1つを基準用、もう1つを検知用として使っています。
温度センサーだけのものより湿度センサーがついているほうが高価になるのも頷けますね。
重量センサー
重量センサーは食品の量を検知します。食品の量によって加熱時間が変わってくるので重さは加熱するのに重要ですね。
ほぼすべての調理で利用されていますが、苦手なのは重いお皿に乗ったものの加熱ですね。
重量を勘違いしていまうと温めすぎてしまいます。
重量検知の方法は静電容量式と圧電素子式があるんですが、修理代はそこまで変わらないので気にしなくていいです。
他のセンサーと違って、ターンテーブルの下にあるものなので体重計みたいなものですね。
まとめ
そしてお店の店員さんはその仕組みを1つ1つ教えてはくれません。それどころか良い機能の説明だけで高い電子レンジを売りつける人もいます。
でも知ってさえいれば安くて高機能なものを買えるんです。
無知って罪なんですよ。
だからここで紹介した5つのセンサーの知識をつけて言いくるめられないようにしましょう!
店員を困らせちゃってください(笑)