元不登校は不登校に向けて「学校に行け!」と言わない。その理由をお話しします。
2016/11/09
どうも、とととです。
現在、大学の工学部に通って彼女もいて楽しい大学生活を送っている僕ですが、中学1年後半から中学2年の間まったく学校に行かない不登校でした。
そんな僕がブログを書いているとき、絶対に言いたくないフレーズが「学校に行け!」です。
なぜ言いたくないのか?今回はその理由をお話しします。
元不登校だからこそ
僕が休みはじめの頃、朝が大嫌いでした。
それは学校に行く時間がやってくるから。
毎朝、両親に「学校に行け」と言われ、いやな思いをしました。
学校がきらいだから行きたくないのにそこに行けと言う両親。その姿は悪魔そのものです。
だから僕の読者の不登校には僕と同じ思いをしてほしくない。もうすでに親に言われてるかもしれないけど、少なくともここはそういうものから解放された場所であってほしい。
まとめることになるから
僕が絶賛不登校だったときの話(→「不登校として生きてゆく。」と決めた僕が約1年していたこと)で書いた注意書きに
※記事を読む上での注意※
この記事の通りに物事をさせれば、不登校が元に戻るというわけではありません。
僕は僕、別の子は別の子です。あくまでも参考程度に、楽しんで読んでください。
というのを添えてあります。
この「僕は僕。別の子は別の子です。」っていうのは読んで字のごとく、僕と他の子は違うっていう意味です。
個性も違うし、価値観も違う。「学校に行け」のひとことで示す反応も、もちろん違う。
僕は不登校に価値観や個性が重要ということを知っています。そして、そういう人をあいてに話をする人間として「学校に行け」のひとことでまとめて語りかけることはしてはいけない。
特に不登校はそういうことに敏感だから。まとめられていることに気づいてしまうから。
学校なんて行っても大して意味ないから
こんなこと言うと怒られそう(笑)
でも僕が学校に戻って人間関係もできあがってきたときに思ったのが
「学校つまんない」
実際のところ勉強なんてどうでもいい。そんなものはいつでもやれます。
それよりも大事なのは心のほう。
いろいろ見て、聞いて、触って、それこそ「感じて生きる」ほうが絶対楽しい!
せっかくの特別な自分だけの自由なんだから楽しまなきゃ損でしょ!
気が向いたら行けば?
学校なんて人生でいう助走区間です。
しっかり助走して走り出す人もいれば、歩いていてメインラインがやってきたらいきなり全力疾走する人もいる。
それが価値観、個性。
そして走るのは誰にとってもツラい。だから走りたかったら走ればいいんです。他人は他人。
だから僕は「学校に行け!」とは絶対に言わない。
言うとしたら、「気が向いたら行けば?」ってことくらい。