不登校は学校行かず何をしている?元不登校の体験談

      2016/11/09

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中学1年後半から中学2年終わりまで、僕は不登校でした。

中2で学校に行った日を数えるのに片手で十分なくらいです。

僕が不登校になった理由

今回は、そんな学校に行かなかった日々について話します。

 

※記事を読む上での注意※

この記事の通りに物事をさせれば、不登校が元に戻るというわけではありません。

僕は僕、別の子は別の子です。あくまでも参考程度に、楽しんで読んでください。

 

忙しかったのが嘘のよう、暇な毎日がやってきた!

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学校に通っていた時期、僕は毎日6時間の授業を受けて、それから塾へ行き2時間授業を受ける日々を送っていました。

授業だけの時間だと8時間ですが、休み時間なんかを合わせると大体半日は何かに縛られていたことになります。

つまり学校と塾を捨てた僕の手元には半日(12時間)が帰ってくるわけです。魅力的でしょ?(笑)

そして一日、24時間を全部生きること・楽しむことに使える。まさに自由。

一日中、家の中でゲームしたり、ネットサーフィンしたり、漫画読んだり…etc.

とにかくなんとなく思いついたことをダラダラできる。

 

自由バンザイ\(^o^)/

 

勉強

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小学校でまともにしていない。中学でも散々馬鹿にされた。

その状況下での勉強、やりたいと思います?

休み初めの頃は親に一時的な休みだと勘違いさせるためにいろいろ偽装しました。

親が帰ってくるころに数学の教科書を開いておくとか、漢字のドリル(?)を1~2ページだけやっておくとか。子供ながら、バレないために必死でした(笑)

そして、ある程度休みまくっているとさすがにバレる。そうなったら僕は開き直る。

教科書がだんだんホコリをかぶっていきました(笑)

半年ちょっとくらいかな?全く勉強しなかったのって。

でも、こんな僕でも半年ちょっと経ったあるとき、勉強したいものが出来たんです。

「HTML、CSS、javascript」です。

いわゆる「簡単なプログラミング」です。

なぜこんなものを勉強したくなったか?

その当時、今と同じようにブログをやっていたんです。暇だからたくさん更新するし、中学生がブログをやるなんて今じゃ大したことないですけど、そのころはまだやってる人も少ない。当然訪問者が山のように来る。一日平均200~300人は当たり前。こんな僕に人が寄ってきてくれるのが本当に嬉しかった。

だから、もっといいサイトを作るために学ぼうと思ったんです。

 

教育センター

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親だって学校に行かなくなった息子を放っては置きません。

あるとき、近所の区役所がやっている教育センターに連れていかれました。

ここには僕みたいにいろいろな問題を抱えている子供が連れてこられ、カウンセリングやらなんやらをやらされます。

連れていかれた最初なんて「どーせ学校行けって言うに決まってる」と思ってカウンセリングなんて無視してやろうと考えてました。

でも実際は違った。そのカウンセラーの言ったことで今でもはっきり覚えている。

『君はここは何をする場所だと思う?たぶん、無理に学校に行かせるよう仕向けるところだと思ったんじゃないかな?でもね、ここはそんなところじゃない。僕と君がちょっと話をして、君を少しでも楽にしてあげるところなんだ。楽しいことがあったらそれを聞かせてもらったり、逆に嫌なことがあったらここでそれを話して少しでも発散してもらう。そういうところなんだ。』

 

その発散用なのか、そこでは何故か卓球もできるようになっていました(笑)

楽しかったな、卓球(笑)

 

感じて生きる。

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僕は家にいることが大好きな根っからのインドア派だけど、さすがにずっと家にいると飽きてくる。ブログもやってたし、ネタが尽きてくる。

そんなときはフラッとお散歩しに行きました。

近所に大きくて自然がいっぱいの公園があり、高台なんかもあってそこのベンチが僕のお気に入り。

その辺で適当に缶コーヒーを買って、日が沈むまで持ってきた本を読んだり、公園に来る人を観察したりしました。

今思うとすごい中二病っぽいけど、僕はこの時間が大好きだった。

そしてそこで過ごすとき、いつも大事にしていたのが「自分の感じたこと」

誰かにそうしろと言われたわけではなかったけど、感じたことを比喩で表現してみたりしました。

学は無いけど、たまにいいフレーズが思いつくこともあったりして、そんな時はそれをブログに書いたり。

きっとそのころからブログ好きだったんだな(笑)

 

これだけでは無いのだけれど

僕は中学3年から学校に戻りました。戻ってから勉強、人間関係などなど…いろいろ再スタートして、今大学生として毎日を楽しんでいます。(←たまにツラいけど(笑))

今だから確実に言えること、それは今までがあったから今の僕が居るってこと。

家の中でテレビやらゲームやらやっていたのは今、友達と話すときの話題になってる。

あのとき勉強そっちのけでやったプログラミングのおかげで単位が取れる。勉強の重要性も分かった。

教育センターでのカウンセラーとの出会い、卓球にハマった日々。

将来のこと、過去のこと、いろんなことを考えた日没の公園。

どれも大切な今に生きる時間です。

 

でも、本当のことを言うとこれだけじゃ全然足りない。たったこれだけのことで学校に戻るなんてありえません。端折ったところもあるし、もっと詳しく書きたいものもあります。

だいぶ長くなってしまったので、その話はまた後ほどしたいと思います。

読んで頂きありがとうございました。

 

※記事を読む上での注意※

この記事の通りに物事をさせれば、不登校が元に戻るというわけではありません。

僕は僕、別の子は別の子です。あくまでも参考程度に、楽しんで読んでください。



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