結局愛されてるんでしょ?|石田祐希氏に見る
2016/11/09
引用:https://twitter.com/yuki1y1m
突然ですが、皆さんは石田祐希氏をご存じですか?
→4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。
会社に就職して普通の人生を生きていくことをレールに沿ったつまらない人生として、大学を中退し、起業家となった人物です。メディア界隈でちょっとブレーク中。
前もって言っておくと、この記事は彼を擁護する目的で書いていません。
これに関してちょっと思ったことがあったので書いてみようかな~くらいの気でいます。
話題性のある行動はすごいと思う
起業家になると宣言して大学を中退するだけでもだいぶ勇者だと思います。
そんな人めったに出ないだろうし、それをブログで宣言して炎上させるというのは少なくとも僕にはできない。
そういう点において彼を尊敬します。(年下だけど)
僕の大学には彼より技術がある(すでに会社で即戦力になる)レベルの奴が山ほどいますが、ここまで行動できる人はいません。
そもそもうちの大学にリーダーシップを取れるような人が少ないという問題もありますが…
その事業計画甘くない?
→起業宣言したのに事業のことを何も説明してないので、事業内容を公開します!
簡単に説明すると、「動画クリエイターを動画で簡単に育てるよん」ってこと。
ちょっとこの点に関しては工学部視点で見させてもらいます。
まず、動画のクリエイターの現状がどうなのかということ。
いわゆるメディア学系だから僕は専門分野じゃないけど、知り合いは山ほどいるので知ってる限りのことで話します。
実際動画の需要は増えてきているらしく、それこそ最近流行りのYouTubeのおかげだそうです。もちろん並行的にクリエイターの需要も増えてきているらしいです。
だから、ここまでならむしろ時代に沿った事業になっていると言えるでしょう。
ただ、ここからが問題。
工学部から言わせると、もうそんなことやってるよ?ってこと。
クリエイターとして飯を食っていきたいならやっぱり大学入るし、大学ではもちろん動画編集の授業もやってます。
さらにうちの大学ではテレビ電話で授業したり動画で授業を放送したりと、まだ実験段階ですがその兆しが見えてきています。
大学で動画授業をして卒業の資格を手に入れた人と、彼の事業でフリーからぽっと出のクリエイター。
どっちが社会にウケると思いますか?
技術は日進月歩で進んでいます。
実験段階に入っているものはあっという間に実用化されてしまう時代なんです。
もしやるならとにかく急いだ方がいいですよ。
結局愛されてんじゃん。
ブログやらツイッターやらが炎上してるらしいですが、僕からすると愛されてるんだなあと。
僕が不登校のころ周りからいろいろ言われて苦しいと思ったこともあったんですけど、今思うとすごい愛されていたんだな思います。
だからいろいろ言われている彼はネット上の見知らぬ人から愛されてるんじゃないでしょうか?
まだ大学中退しただけなのに愛されるのってすごくないですか?