数字に強くなる講座①「カタマリ魂」

      2016/11/26

はい、どうも~

とととです~

今回から『数字に強くなる講座』と題して、数字に強くなるための簡単でかつ面白い計算法などなど紹介していきたいと思います!

記念すべき第1回は「カタマリ魂」です!

それでは、どうぞ!

 

こんな計算どうする?

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はい、どうぞ考えてください。

え?引っ掛けとかじゃないかって?

違いますってば。

まさか「田んぼの田」なんて答え出さないでくださいよ(笑)

 

ひっ算でやった人は数字に弱い!

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答えは「636」ですね!

でも、こーんなひっ算でやった人は自分が数字に弱いと自覚してくださいね。

数字に強い人はこの式を見た瞬間に答えを出します!

もちろんひっ算なんてしません。

複雑な計算も特にありません。(因数分解とかしちゃダメよ(笑))

文系の人でも理系の人でも誰でもできます。

じゃあどうやって計算するのか?

 

真の姿は足し算!

それでは解説していきましょう!

まずこの式は「53×12」で間違いないです。そこは保証します。

しかし、この掛け算っていうのが今回のミソ!

かけ算の仕組みをもう一度確認しましょう。

まず、53というカタマリがあると考えてください。

53で一個です。

これが×12、つまり12個あるんです。

5312

わーお、いっぱい(笑)

この式が意味するのはこういうことなんです。

だんだん見えてきたかな?

そしてここが核心。

53×10ってどういう意味だと思います?

答えはそう、53のカタマリが10個ってことなんです。

ということは53×12は「53のカタマリが10個+53のカタマリ2個」としてもいいのではないでしょうか?

あら、なぜか足し算になってしまいましたね。ここから二つに分けて考えます。

まず「53のカタマリが10個」はすぐ計算できますか?

53の後ろに0をつければおしまいですよね。(530です。)

では「53のカタマリが2個」はどうですか?

53×2です。ひっ算の計算した一段目にありましたね。そうです、「106」です。

二つの要素が揃いましたね。足し算で表すと…

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0がいっぱいあって簡単な式になりましたね!答えも合ってます!

かけ算に見えたのは実は足し算でした!

 

どこで使うのか?

よく算数やら数学という言葉を出すと「そんなの使わないよ(笑)」と言われてしまうのですが、さすがにかけ算とか足し算は使いますよね。

おつりの逆算、家計簿、物の数を数えるときなど使おうと思えばどこでも使えます。

また、この計算で使っているカタマリで考えるというのは数字に強くなる第一歩です。

数学でも重要な考え方なので身につけておいて損はないですよ!

足し算までサクッともっていけない人も悲観することはありません。それはただの練習不足です。知ってすぐできるものではありません。

でも、日々の生活の中で意識するだけで簡単に身につけられるはず。とにかく意識してみてください!

 




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